雪の降る前

そしてまたいつのまにか —

はじめに

サカナクションの意欲的なアルバム「DocumentaLy」から、

ネット社会の現代を表現した曲 “エンドレス” が話題を呼んでいる。

このアルバムにもう1曲、この時代を捉えた曲 “years” がある。

years でvo.山口一郎は

「この先に待ち受けてる時代の泥が」

「僕らを染めてしまうかはわからないけど」と詠う。

かつてとある席で、合唱団員を前に演出家・加藤直さんがこう言ったのを聞いた。

『9.11後の世界では、舞台で表現される演劇・音楽・その他すべての

 表現する者達は、変わらざるをえなくなった。そういう転換点に私たちはいる』

確かに9.11後のWorldは変わった。

では、3.11後のJapanの私たちは

どう変わるのだろう。

どう変わらないでいられるのだろう。

このブログでは、

その東日本大震災後の初の全国大会となった

第64回全日本合唱コンクール(青森)を聴いた感想を手始めに

その他、過去に綴った文章も含め雑多な内容でお送りしていきます。